はじめに
こんにちは,はるるです.
この記事では,自分の編入体験記と関連して,科目ごとの詳しい勉強内容を書きました.以下の体験記と併せて参考になれば嬉しいです.
Follow @haruru_clacks英語(TOEIC)
点数遷移
やったことを書く前に,自分のTOEIC点数遷移を書いておきます.R5は4年生の冬です.
R5.01.11 : 425点(TOEIC IP)
R5.01.29 : 475点(TOEIC 公開テスト)
R5.02.26 : 695点(TOEIC 公開テスト)
R5.03.19 : 775点(TOEIC 公開テスト)
めっちゃ参考にさせていただいたYouTubeチャンネル
自分の勉強は基本的に『鬼の英語塾』さんを参考にさせていただきました.大手のチャンネルではありませんが,小手先のテクニックに頼った運ゲーにならず,短期間でちゃんと実力がつく勉強ルートを教えてくれます.めっちゃ感謝です.
参考書と勉強方法
自分が使った参考書は以下の4冊だけです.ただ,この4冊は徹底的にやり込みました.
- 出る単特急銀のフレーズ
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=19773 - 出る単特急金のフレーズ
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=18732 - 1駅1題文法特急
https://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=22743 - 公式問題集7-9
https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep/lr_ud_10/pr.html
金フレ&銀フレ
まずはなんといっても単語が命です.空き時間はとりあえずこれ(もしくは後述の文法特急)をやりましょう.
僕の場合,まずは銀フレから始めて正解でした.というのも,高専生は共通テストを受けないため,一般常識レベルの英単語すら知りません.金フレは共通テストを受けた人向けぐらいのレベルになっているため,共通テストを受験していない高専生は銀フレからやるのが得策かと思います.僕の場合は4年生の12月真ん中から1月末のTOEIC(2回目の受験,475点)までは銀フレをやりました.
銀フレの単語を8割ぐらい完璧にしたあと,金フレに移行しました.僕は金フレの990点レベル以外をやりました.金フレに限らず,単語帳をやる上で一番大切なのはすみずみまでやり込むことです.結果が全てなので,やった気になるのではなく,類義語・派生語まですべて覚えました.
単語の勉強をするのは正直本当におもしろくないです.そのため,割と田舎の方に住んでいるという地の利も活かして勉強のしかたも工夫しました.例えば,
- 阪急神戸三宮駅の改札前など,あえて人目につくところで頑張ってる感出しながらやる
→色んな人に見られてるからサボれない.かっこつけたい.(別にかっこよくはない) - 家の廊下でシャトルランしながら大音量音読
→家の中で椅子に座りながらやると眠くなります.適度な運動にもなります. - 家の廊下が飽きたら単語帳とイヤホンを持って有馬温泉まで金フレ散歩(往復10kmぐらい)
→家の廊下シャトルランの進化形です.外に出るため気分転換にもなるし,疲れたら歌うこともできます.金の足湯に入ってる観光客に金のフレーズを見せつけることもできます.
これらの方法を駆使して,とにかく頭おかしくなるぐらい単語を詰め込みました.使い方については以下の『鬼の英語塾』さんの動画がとても参考になります.
文法特急
4年生1月末のTOEICのあとから使い始めました.これも単語帳と一緒に常に持ち歩き,暇さえあればやってました.問題を見た瞬間に答えまでの道筋が説明できるぐらいにはやりこみました.
使い方については以下の『鬼の英語塾』さんの動画がとても参考になります.(使ってる本は違いますが,文法特急でもにたような感じです.)
公式問題集
基本的に以上の『鬼の英語塾』さんの動画を参考にさせていただきました.
リスニング(Part3, 4)について自分がうまくいった勉強法を書いておくと
- シャドーイングを1-2週間ぐらい本気でやって基礎力を高める
- 次に,設問は読まずに本文を全て聞き,聞いたあとに設問を読んでバーっと答える練習(聞こえてきた単語を答えるのではなく,本文の内容を理解して答えるための練習)
- 最後に,本番に向けて,ここまででつけた実力×テクニックの組み合わせにより点数を最大化する方法を見つける(ルーティーンの会得に近いかも)
みたいな感じです.また,集中して音声を聞きたいときは机に突っ伏して聞くのがおすすめです.視界の情報をシャットアウトすることでありえないぐらい集中力が高まります.特に,Part2ではこの方法がとても効果的です.
数学
参考書と勉強方法
数学は以下の参考書(とYouTubeチャンネル)を使いました.
- 演習 線形代数
http://www.baifukan.co.jp/ - 編入数学徹底研究
https://www.kanekoshobo.co.jp/book/b528941.html - 編入数学過去問特訓
https://www.kanekoshobo.co.jp/book/b528228.html - 合格る確率
https://www.bun-eido.co.jp/store/detail/24083/ - PATHLABOさん『たった1本で「確率」全パターン徹底解説』
- ヨビノリさん『今週の積分』
演習 線形代数
5年生になってからの受験用線形代数の授業で購入した参考書です.
おそらく高専生は線形代数が弱く,後述する『編入数学徹底研究』だけでは線形代数の本質的理解にたどり着けません.そのため,まずはこの本など線形代数専門の本を使って勉強するのがおすすめです.
4年の3月末,先生に『編入数学徹底研究』の質問をしに行ったところ,「今のお前の力では入試問題より教科書の問題完璧にしたほうがいいよ」と言われ始めました.他の勉強と並行しながら1週間で1.5周ぐらいして線形代数の基礎を完璧にしました.
今思えば,ここで線形代数の本質を掴むことができたのが受験の線形代数を攻略できた大きな要因だったと思います.
編入数学徹底研究
言わずとしれた名著です.とりあえずやりましょう.受験で使う単元(阪大基礎工なら確率の単元まで)をやればいいと思います.
使い方はネット上に様々な情報があります.自分の場合
- まずはすべての問題を2周する
- 3周目以降は間違えた or 迷った問題をやる
という感じでした.ネット上には『編入数学徹底研究』は簡単と言ってるすごい人がいっぱいいます.でも,自分は1周目では(特に章末問題が)あまり解けませんでした.だから,難しいと感じても安心して大丈夫だと思います.
また,これをやると自分の数学の理解度がわかると思います.もし弱いと思った分野があれば他の参考書などで補強しましょう.(自分の場合線形代数)
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